シャーペンユーザーのみなさんこんにちは。
最近のシャーペンはいろいろな芯の太さがありますね。一番細いと0.2mm、太いと0.9mmや1.2mm、2.0mmなんかもあります。
多くの方は0.5mmと使っていると思います。
私はというと、メインで使用しているのはその日によって違ったりします(笑)
頻繁に使うのは0.3mmと0.7mm、2.0mmで、太芯を好んで使っています。
そんな自分が最近はまっているのが、「0.4mm」の芯です。
なんとも微妙な芯の太さですが、気になったので購入してみました。購入したシャーペンはuniの「製図用uni」というシャーペンです
製図用uniの外観
製図用uniは製図用シャーペンなので、外観について触れられる内容が多いです。一般筆記には見られないようなギミックがいくつかありますので、あわせてごらんください。
軸はマットな質感
軸は、この価格帯のシャーペンには珍しいマットな質感に仕上がっています。
とてもサラサラとしていて、光沢感もにぶい感じが印象的です。
まだ使い始めてからそれほど時間が経っていないのですが、もしかしたら使い込むことで艶が出てくるかもしれません。その辺は好みが分かれると思いますが、使い込んだ感が現れるので個人的にはそういうのが好きです。
グリップはローレットグリップを採用
製図用のシャーペンの特徴の1つがこのローレットグリップです。
ちなみに、
ローレットとは
金属に施されることが多い凹凸のこと。このような加工をローレット加工と言ったりする。
ローレット加工を施すことで、滑り止めの効果が期待されます。
ローレットには滑り止めの強い弱いがあります。例えばPILOTのS10というシャーペンのローレットはとても弱く、けっこう滑りがちです。対してステッドラーの925-25シリーズのシャーペンはローレットが強く、人によっては痛みすら感じるそうです。
そしてこの製図用uniはちょうどその中間くらいの強さで、滑りすぎることもなく痛くなることもない絶妙な具合です。
製図用の特徴ともいえるガイドパイプ
こちらも製図用シャーペンの特徴の1つで、ガイドパイプがあります。
一般筆記用のシャーペンと比較すると一目瞭然なのですが、シャーペンのペン先がシュッと細くなっているのがわかります。
これがガイドパイプというやつで、手元を見やすくしたり定規で線を引きやすくする効果があるんだとか。私自身はガイドパイプの恩恵を受けているわけではないのですが、手元の視野の広さが広いおかげかガイドパイプがあった方がきれいな字を書ける気がします。
ガイドパイプありの方がきれいな字を書けるというのは割と本当(マジ)の話です。
クリップは金属製なので割れにくい
みなさん必ず1回は経験があると思うのですが、安価なペンを使っているときに、クリップを破損してしまったことがあるのではないでしょうか。安価なペンだとクリップ部分がプラスチック製で作られているので、ひっかけるタイミングで割れてしまうことがあるんです。
このシャーペンもそれなりにお安い方なのですが、クリップは金属製です。金属製だとほどよくしなってくれるため、割れにくく長く使えるのです。
芯クリーナーはなし
こちらも製図用シャーペンの特徴…のつもりだったのですが、製図用uniには芯クリーナーがついていませんでした。
芯クリーナーについては別記事にも書きましたので、そちらを参考にしてみてください。
硬度表示窓は4Hから2Bまで
最後はこちら、硬度表示窓です。
同じく製図用シャーペンに見られるギミックで、どの硬度の芯を使っているのかが一目でわかるちょっとした機能です。ちなみに私はあまりお世話になっていません。
ただ、ほかの製図用シャーペンと違って、2Bまで表示できるのが珍しいなぁと思います。
2Bの用途は一般筆記や硬筆などで、2Bは製図用としては不向きなのでたいていの製図用シャーペンには2Bの表記はありません。
でも自分は使いません。
筆記感
筆記感についてですが、あまり癖がないように感じました。
このシャーペンは重くなく、どちらかというと軽めなのですが、それでも安定して筆記することができます。がたつきやグラつきもないので長時間筆記もできます。
筆記線
使用している芯はぺんてるのBで、スラスラと筆記できます。
0.4mmの芯というのが田舎の方では中々売られていないので、見つけ次第ストックする必要があるなとは思いました。しかし0.4mmという絶妙な太さもありだなと思います。
0.3mmでは細すぎるし、すぐに折れてしまったり芯の減りが速い。
しかし0.5mmではやや太い。そんな悩みがあるのであれば0.4mmはちょうどいいでしょう。
0.4mmを使ってみた感想
実際に書いてみた感想としては、バランスが良いという印象がありました。
「バランスが良い?」と思われたかもしれませんが、例えば、個人的にはぺんてるのグラフギア1000というシャーペンは非常にバランスが悪いなと感じます。書いていてなんだか重心があっていないというか、どうも落ち着かない感覚があるのです。
イメージとしては重心が極端に高い位置にあったり、低い位置にあるようなのを想像していただけると良いと思います。書いてるときに安定しないのが想像できるでしょう。そんなイメージです。
しかし製図用uniは大変バランスが良く、書いていて疲れにくいです。
0.4mmというのはあまり主流ではないため見かけることは少ないですが、これは試してみる価値があるシャーペンだと思います。もし0.4mmを使ってみようかなと思ったらこの「製図用uni」を購入してみてはいかがでしょうか。
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