涼しくなりつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私のように書斎に憧れを持つ方は多いことと思います。しかし、実際に書斎を作るというのは一人暮らしならまだしも、複数人ですんでいる方にはハードルが高いのではないでしょうか。
私は書斎という個室をつくるのが将来の夢の1つでありますが、今現在は一人暮らしでワンルームのアパートに住んでいるため、部屋を完全に書斎化しているわけではありません。
私はある方法をとって書斎を取り入れています。それが今回紹介する書斎スペースなのです。これを取り入れるだけでハードルが少し下がりますので、具体的な説明をこれから書いていきますので、参考にしてみてください。
全容
ワンルームですが、田舎の方なので部屋はわりかし広め(だと思っている)なので、書斎スペースとくつろぐスペースとに分けています。
ここに至るまで色々と工夫してきましたが、生活動線や家具のサイズ、配線関係などを考慮するとこの配置が最適なのではないかと思っています。実際この状態で1年以上過ごしています。
数ヶ月に一回のペースで部屋の模様替えをしていた当時に比べたらだいぶましになったのではないかと思っています笑
ここでのポイントなのですが、書斎スペースには作業に関係したものだけを置くようにしています。同時にくつろぐスペースには作業には関係あるものを置かないようにします。メリハリをつけるのが大事です。
書斎スペースをつくるメリット
個室を用意する必要がなくなる

書斎を作るかどうかとなる原因は、それが個室であるからでしょう。部屋数が1つ増えるわけですからその分ほかの、例えばリビングや寝室が狭くなってしまいます。その上エアコンを設置するだとか電気代やらでそれがまた問題に。
それらの問題はまず解決できるでしょう。
費用が安くなる
個室を用意しなくなったことで、その分のコストが削減されます。つくるときだけではなく書斎を作った後も、光熱費が個室1つ分浮くという風に考えることも出来ます。
今後何かをお金が飛んでいくことでしょうから、、こういうところから少しずつカットできるものはカットしていきたいものですね。
兼用することが出来る
例えば書斎スペースをリビングに設けた場合、リビングにあるテーブルと椅子を書斎机・書斎椅子として兼用することが出来ます。
兼用すると同時に、共有すると言うことが出来ます。たとえばプリンターを1つリビングに置いておけば、家族全員と共有することが出来、書斎用と全員用とでプリンターを2つ買う必要がなくなります。
いちいち専用の机や椅子を用意しない分のお金を減らすことが出来ますね。
「籠もりっぱなし」が防げる
書斎というと問題点としてあげられるのが「書斎にこもってしまう」ことです。せっかく家族ですんでいるのにこもってばかりでは、家庭内のコミュニケーション不足が心配になってきます。
リビングなどオープンな場所に書斎スペースをつくると。おのずと家人と顔を合わせることになるので、家庭内の会話が自然と生まれるでしょう。
子どもを始め家人に影響を与えられる
本や読書が嫌いな子供に本を好きになってもらうとっておきの方法というのが一時期話題になりました。その方法というのが、親が読書習慣を持つことや子供の前で本を読むことだそうです。
書斎にこもって勉強や読書をしても、お子さんにはその様子は見えません。しかし、書斎スペースというオープンな場で勉強したり読書をすることで、影響を与えることが出来ます。
私自身、両親が読書家であったという影響で本を読むようになりました。もっと両親は図書館でしか本を仕入れてはいませんでしたが…
書斎スペースをつくるデメリット
集中できないおそれがある
私は一人暮らしなので、家人によるしゃべり声や生活音に悩まされることはないのですが、一人暮らしではない方からするとその点は避けられないと思います。
みんなが寝た後で書斎スペースで作業したり、もしくは朝早く作業を始めるなどという工夫が必要になりそうです。
でもあたまの良い子はリビングで勉強する、というようにある程度生活音がある場所で作業するのも良いかもしれませんね。
大本のスペースが狭くなる
たとえばリビングに書斎スペースを設けることになった場合、そもそものリビングの広さは狭くなってしまいます。これもまた仕方のないことではありますが、対策はあります。
専用の机を使わず、ダイニングテーブルなどを書斎机として使うといった、あるものを兼用して使用するという方法を採用すれば、リビング自体が狭くならないですみます。
あまりものを置けない
個室単位で書斎を作ると、書斎机、書斎椅子、書棚などあるていどのものを置くことが出来ますし、それらをどう配置しようかなんて考えることも出来て自由度が高いです。
書斎スペースだと、元々の空間にお邪魔させてもらってる状態なわけですから、思い通りにものを置くことが出来ないでしょう。
カスタマイズ性がなくなる
先ほどの「あまりものを置けない」と関連性の高い話題ですが、自由にものを置けなくなってしまうため書斎のカスタマイズ性も限られてしまいます。
書斎を自分の使いやすいようにカスタムするというのも、書斎を持つ一つの楽しみなのですが、それが制限されてしまうのが書斎スペースの大きな欠点の1つであります。
自分自身まだまだ模索中
今回は「書斎」ではなく「書斎スペース」について書きました。私自身書斎スペースをつくったわけではありますが、おそらく書斎に拘りの強い方は書斎スペースでは満足できないと思います。
私のように一人暮らしであれば書斎スペースと言っても、実質書斎という個室の状態で使えるため書斎スペースのデメリットをカバーすることが可能ですが、複数人で暮らしている方は書斎スペースを設けてもその自由度の低さから不便さを感じずにはいられないと思います。
それを避けるためにも私自身何か良い方法はないものかと日々試行錯誤をこらしたり、様々な本や記事を読んで模索しています。
この書斎作りシリーズはまだまだ青い状態ではありますが、うまくまとまり体系づけられるよう頑張ります。
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