日焼け止めかかせない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
本好きの中でもブックカバーをつけるかつけないかというのは、個人個人で分かれているようです。
私はというと文庫本と新書本にはブックカバーをつけているのですが、それ以外の単行本などにはブックカバーはつけていません。その理由というのは大きいサイズになるとブックカバーの値段が高くなってしまうからというのと、お気に入りのブックカバーが単行本に対応していなかったからです。
文庫本と新書本用とで2つのブックカバーを持っている私ですが、文庫本のブックカバーは特に気に入っています。本革なのでほかのブックカバーよりはやや値がはってしまうのですが、それでもオススメしたい。
最初のブックカバー選びに失敗したくない方に是非見ていただきたいです。今回はイタリアンレザーを使用したブックカバーの紹介です。
外観
外側
私が購入したブックカバーの色はグリーンです。元々はブラウンなどの茶系を選ぼうと思っていたのですが、購入したお店のサイトを見ていたらグリーンの方も気になってきて、結局そちらを購入してしまいました。
文庫用なので小さめです。このブックカバーはサイズ調整できるタイプなので、左側がやや長くなっているのが特徴です。
内側
やや使用感の感じられてしまう写真で申し訳ありません。
本革をそのまま使用しているので内張は特にありません。素晴らしい仕様です。変に布などが内張りされているのが好きではないので、この部分は好印象です。
ポケット付き
このブックカバーの右側には小さなポケットが付いています。といっても小さく切れ込みが入っていて、しおりなどの小さなものを収納できる大きさです。大きめに収納ポケットを取ってしまうとかさばりの原因になってしまうので、ポケットはこのくらいのサイズの方が良いですね。
ちなみに私はこのポケットをあまり使っていません。たまにメモを挟むくらいです。
刻印が押されているのもポイントですね。
サイズ調整可能
先ほども言いましたが、このブックカバーはサイズ調整可能となっています。そうはいってもあくまで文庫用なので、文庫本の中で厚みのある本にも対応できるよという意味合いです。
購入したショップの情報だと厚さが2.5mmまでの文庫本に対応しているようです。その厚さだと京極誠さんの本はいけるのか…?というサイズ感です。
でもほとんどの文庫本には対応していますので安心です。
質感
このブックカバーに使用されている革はただの革ではなく、イタリアンレザーです。実際に手に取るとわかりますが、とてもシットリとしていて手触りの良い革です。
写真のようにややテラテラと光っていて、柔らかい印象が伝わると思います。シットリと柔らかくクテっとした革だと何が嬉しいのか。は後述するとしましょう。
文庫本につけてみた感じ
実際に文庫本につけてみました。
ブックカバーの怖いところは、実際に買ってみて手持ちの本につけてみたらキツくて入らない!!なんてことがあるところです。
過去に一度私もそのような経験がありました。そのため購入するときはレビュー欄によく目を通したのですが、キツかったという意見は少なかったです。
今の段階では岩波文庫、早川文庫、新潮文庫の3うを試してみていずれもしっかり装着することが出来ています。この3つが入ると言うことはほかの出版社の文庫本も入るでしょう。
お勧めしたいわけ
このブックカバーを進めたいわけは2つあります。
サイズが丁度良い
先ほども言ったように、ブックカバーの中には文庫用のはずなのに文庫本がはまらない、そんなブックカバーも存在します。
しかしこのブックカバーはちゃんと収まりました。緩いわけではなく、どちらかというとキツめでは有りますが、問題なく使用できますので安心してください。
緩いと本を開いたときにずれてしまい、読みにくくなってしまうので、ほどよいきつさであるのが好ましいです。
革の質感がブックカバー向き
ブックカバーを選ぶときは是非革の質感に注意してみてください。
というのも、固い皮を使ってしまうと、本の形にうまく沿うように曲がってくれないのです。これの影響でかさばる原因になったり、うまく本を持って読むことが出来ないということになりかねません。
しかしこのイタリアンレザーを使用したブックカバーはシットリとした柔らかい革なので、本の湾曲に沿ってきれいにフィットしてくれます。そのおかげでかさばることなくスリムになります。
おまけ:初めてのブックカバー、素材は…
ブックカバーの素材は主に2つ、革製と布製です。ここでブックカバーはどちらにするべきなのだろうと迷ったことがある方は少なからずいらっしゃると思います。
好みがはっきりしているのであれば、そちらを愛用するに越したことはありません。しかし、「ブックカバーを使ってみたいけど、どちらを選べば良いのかわからない」「長く大切に使いたいから失敗したくない」と思われることでしょう。
もし、失敗したくないのであれば私は革製をすすめます。革の中でも今回紹介したブックカバーのように柔らかい質感のが好ましいです。
というのもブックカバーの難点として挙げられるのが
- かさばる
- 持ちにくくなる
の2つです。このとき堅い質感の革は適していないということがまずわかります。もちろん固い革であっても使っていくうちに馴染んできて柔らかくなりますし、この過程を楽しみたいという気持ちも大いにわかります。
ただ、初めてで失敗したくないというのであれば柔らかい方が良いという私個人のアドバイスになります。
またこの2つのデメリットを見たときに、薄手の布であればそれで良いのではないかと思われたことでしょう。しかし「長く使いたい」という要望に応えるには、薄い布製のブックカバーでは力不足です。
こういう点から、初めてのブックカバーで長く使えるのを選びたいのであれば、「柔らかい質感の革」を選ぶのが良いという結論に達します。
そういうわけで私も今回紹介したブックカバーを使用しています。使ってみた結果はもう満足です。
是非ブックカバー選びの参考にしてみてください。
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