朝食後、勉強前、掃除後、昼食後などなど。ふとしたひとときに飲む珈琲は実に美味しいですよね。
これまではハンドミルを使用していましたが、電動のコーヒーミルを買ってからはそちらを愛用しています。電動には正直良い印象を持っていなかったのですが、それを愛用して1年以上になるのでレビューを書いてみようと思いました。
電動のコーヒーミルは、珈琲関連の中でもけっこうな値段になるため慎重に選んでしまいますよね。コーヒーミル選びの参考になれば幸いです。
BONMAC(ボンマック)のグラインダーにした理由
電動のミルというとカリタのナイスカットミルやネクストG、フジローヤルのみるっこDX、ボダムのビストロあたりが有名です。
しかし学生である自分としてはなるべく予算を抑え、かつ賃貸なのでうるさくないのを選びたいと思っていました。
それで色々と調べていたらBONMACに辿り付いたというわけです。
電動のグラインダーの中でもコスパが高い
有名どこのミルやグラインダーだと数万以上の値段がします。できれば、一万円台。。を適えてくれたのがここのミルでした。
ほかにも安価な電動ミルはあったのですが、電動のコーヒーミルにも色々とタイプがありまして、私がほしいタイプには当てはまらなかったのでそれらは見送ることにしました。
静音を売りにしている
実際YouTubeやブログなっでグラインダーを使っている動画があったのでいくつか見ましたところ、ボンマックのグラインダーはたしかに静かでした。比較動画などもあがており、それがよくわかります。
これなら隣人に迷惑をかけることもまずないだろうと踏みました。私は楽天市場から購入したのですが、購入先のお店でも静音を売りにしていました。
BONMACのコーヒーミル-外観
届いたときの梱包具合も写真に撮っていたのでそちらも紹介します。
ご覧の通りなのですが、開けたときに「おおっ!」と声が出てしまいました。初めて目にするので興奮しました。いやぁ、かっこいいですね。発泡スチロールに収まってるだけだったのにすげぇって思ってしまいました。
それにパーツも思っていたよりも少なくて組み立てもとても簡単でした。
BONMACのコーヒーミル-レトロな雰囲気
台所の一角だけタイムスリップしたみたいです笑
現代的なデザインの炊飯器の横にレトロなコーヒーミルが並んでいるというのもまた一興です。
ところで、付属のコーヒー粉受けは使っておりません。というのもほかのブログの方で、静電気の影響で、粉受けに付着してしまったようで使いにくいという声を見かけたからです。
静電気防止にはステンレス製のコップなんかが丁度良いらしいのですが、値段が高いのが多かったというのと、安いのでも丁度良いサイズのがなかったため、私は百均のガラスのコップを代用しています。
BONMACのコーヒーミル-肝心の使用感は
使用感の方ですが、100点満点でいうなら90点という感じです。
私個人の採点で。
電動コーヒーミルのなかでは低価格帯
電動コーヒーミルといえばカリタのナイスカットミルや、富士ローヤルのミルッコが有名どころですが、どちらもそこそこの値段です。それだけに性能が高いのですが、私の予算的にはそこまで出せませんでした。
しかしこのBONMACのミルはその半分以下ほどの価格。
この手のコーヒーミルのんかではだいぶ値段が抑えられています。
ナイスカットミルの後継機である「NEXT-G」はコーヒー粉の静電気を抑制する機能付きで、コーヒーミルの使いにくさを改善してくれた優れものです。
いつか使ってみたい…
静音
まず静音。たしかに静かです。
我が家の洗濯機よりも静かなのではないかと思っています。
個人的にこのポイントが購入の決め手になりました。
私は賃貸アパートに住んでいるため、お隣さんや上下の階への騒音を気にしてしまいます。そのためコーヒーミルを選ぶときはなるべく静音にこだわるようにしました。
早くて楽
それに早くて楽です。コーヒー豆というのは挽いてからどんどん鮮度が損なわれていきます。のんびりと手挽きで、というのも良いのですがお湯を沸かすタイミングなんかも考えるとやや億劫でした。
その点電動のコーヒーミルは
- お湯を沸かす
- サーバーを温める
- ミルで挽く
- 淹れる
の手順で無駄にタイミングを伺う必要もなくなり、大変楽になりました。
気分で粒度を切り替えられる
珈琲は粉の細かさを変えることで味を変えることが出来ます。一般に細挽きだと濃くて苦みが強い。粗挽きだとあっさりで酸味が強い。といった具合です。
ほかにも鮮度が落ちた豆は多めに使って、粗挽きにしてさっと淹れることで美味しくなったりと、様々な工夫を凝らすのもハンドドリップの楽しみです。
また、フレンチプレスやサイフォンなどはハンドドリップのときよりも、コーヒー粉を荒くする必要があったりするのでその際にも粒度を変えられた方が助かります。
このミルはダイヤルを回すだけで粒度を変化させられますので、気軽にコーヒー粉の調整をすることが出来ます。
やはり静電気が気になる
ここから個人的に感じた減点ポイントに入ろうと思います。
とは言っても上の3要素の方が強すぎてあまり気にならないのですが、一応。まず静電気です。付属のコーヒー粉受けは静電気の影響で使いにくいと書きましたが。本当に使わなくて良かったなと思っています。
それでも挽いたそばから、粉の放出口やミル本体に粉が付いてしまいます。それのおかげでコーヒーミルの周りにコーヒー粉が散らばってしまうのも事実です。
でも掃除機やほうきとちりとりですぐ掃除できるので良いのですが、来客時に気を遣ってしまいます。
まれに詰まることがある
こちらはごくごくまれに起こることなのですが、スイッチをONにしてもコーヒー粉が出てこないときがあります。原因はずばりとはわからんのですが、受け口でコーヒー豆が詰まっている。中の方でコーヒー粉や豆が詰まっている。が考えられます。
定期的に掃除していれば、コーヒー粉由来のつまりは解消されるのですが、豆自体が詰まるというのは問題です。
何か細い棒を突っ込んでつまりを解消するのはリスキーなので、いったん電源を落としてコーヒーミル全体をひっくり返して解消しています。こうするといつも解決するのですが、コーヒーミルの代が鋳物?なのかとても重いので注意が必要です。
極細挽きは不可
以前エスプレッソやマキネッタに挑戦しようと思ったのですが、それらはコーヒー粉を極細で挽く必要がありました。しかし、このコーヒーミルはエスプレッソに対応していないと説明書に書いてるくらいだったので断念しました。
まぁ、それは仕方のない話なのですが、エスプレッソを前提にミルを探している方にはおすすめできない点だなと思いました。
まとめ
そういうわけで90点という評価になりました。
減点ポイントもありましたが。ほとんど誤差の範囲とみなして良いレベルですね。
ハンドドリップを始めてみたけど電動ミルに手を出すことが出来ていない方は、まずこのBONMACのグラインダーから初めて見てはいかがでしょうか。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
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