8月も終わりをつげる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
対面授業を実施することになった大学は、夏休みが終わると再び予定がぎっしりつまった生活がはじまるのではないでしょうか。
私も研究室配属が始まったり、人によっては教育実習があったりと忙しくなる空気が漂っています。
そういうときにはシステム手帳が役に立ちますよね。システム手帳の魅力は、スケジュール管理以外にも、タスク管理やメモ、日々の記録など自分のカスタマイズ次第で、幅広く役立ってくれるところです。
そこで今回はダヴィンチのシステム手帳、アースレザーの紹介です。
システム手帳にも様々な種類があり、なにが良いのか迷ってしまいます。何か少しでも参考になっていただけたら良いなと思います。
外観
色はブラウン
ダヴィンチのアースレザーシリーズではブラック・ダークブラウン・ブラウンと、3色展開されています。私が持っているのはブラウンです。
写真の通り明るめの色です。
本革でヌメ革が使われている
ダヴィンチのシステム手帳は革の種類にもこだわりがあるようで、山羊革やビッグスキン(豚革)などを使用したシステム手帳も販売されています。
このアースレザーはヌメ革を採用しているようです。
ヌメ革は植物タンニンでなめされただけで顔料などを用いていないため、革本来の風合いを楽しむことができます。
使っていくうちに経年変化が目に見えてあらわれるため、長く使いたい方にはうってつけの素材であると言えます。
ベルトで閉じるタイプ
システム手帳はスナップ式で閉じるタイプや、磁気で閉じるタイプ、そして今回紹介するようにベルトで閉じるタイプなど様々なタイプがあります。
アースレザーは自然な革の風合いを感じてもらうため、なるべく金具などを用いないようにしているとのことです。
細部までこだわりが現れているところが素敵です。
中身
内側はポケットが多い
このシステム手帳はデザインや使っている革が良いだけではなく、機能性も充実しています。
例えば、内側のポケット。システム手帳は綴じ手帳と異なり、使用しているリフィルを交換することで何年と使用することができ、買い換える必要がありません。
そのため内側にポケットを設けているシステム手帳はよく見かけます。
その中でもアースレザーはポケットの数が多いと感じました。、
表側ポケット
一番手前にはカードポケットが2つ。
その後ろには中くらいのポケットが1つ。
そして1番後ろには大きめのポケットが1つ。
ポケットの数は4つで、しかも大きさや収納力がばらついています。こうすることで使い勝手が良くなり、使用範囲も広くなります。
例えば私は、真ん中のポケットにはインデックスシールを収納しており、一番後ろのポケットにははがきを収めています。今の時代でもひょんなタイミングではがきが必要になることがあるので、こうしたサイズのポケットがあると何かと都合が良いです。
裏側ポケット
裏側にもポケットがありますが、表側とは異なる構成になっています。
手前はカードポケットが3つ。
奥には大きめのポケットが1つ。
の計4つのポケットがあります。カード用のポケットには名刺やポイントカードや会員カードなどの一般的なサイズのカードが入ります。
私は名刺とテレホンカードを入れています。小学校の時の癖なのか、なにかあったときのためにテレカは常に持ち歩くようにしています。
奥側のポケットには、このシステム手帳に付属していたお手入れ用のクロスと、証明写真の残りを入れています。どうも私はバイト運に恵まれにくいようで、勤め先が閉店したり、新型コロナの影響で停止になったりと、新しいバイト先を求めに履歴書を書いたりするのですが、その際に証明写真が必要になりますので手帳に収納しています。
可動式のペンホルダー
このシステム手帳を使っていて、よく創られているなぁと感心したのが(誰目線?)、このペンホルダーです。
なんとこのペンホルダーは可動式なのです。細いペンから太いペンまで納められるのは言うまでもありませんが、この手のペンホルダーは使わないときはスリムに収納することができるのがポイントです。
前回紹介したノートカバーのペンホルダーを見ていただけるとわかるのですが、こちらも使わないときはスリムに収納することができます。
しかし、これはペンホルダー事態の薄さが薄いことによって納められるのですが、それのせいでペンホルダーがペラペラになってしまい使いにくくなるという弊害がありました。
しかしこのシステム手帳のペンホルダーは、内側に収納するタイプでかつ、ペンホルダーにも本体と同じくヌメ革が使われており、質感やつくりも丈夫なので使いやすいのです。
こうした細かい部分につくりのよさが現れていてとても良いなと思います。
ノートカバーの記事はこちら
リング径は25mm
リング径は25mmで、リフィルをたっぷりと収納することが出来るサイズです。
アースレザーはリング径が25mm・15mm・11mmとサイズがあります。
11mmはスリムタイプでベルトがなく、内側のポケットの仕様も変わってきます。
リフィルを多く収納すると当然システム手帳自体が重くなりますし、最初と最後の方のページでは上下に高さができて、書きにくくなるというデメリットがありますので、単に収納能力で選ばないようにするのが大事です。
リングが食い込まないようなつくり
システム手帳の多くは、写真のように金属製のリングにリフィルをセットして使用します。その状態で手帳を開いては閉じて、開いては閉じてを繰り返すため、リングが当たる部分には負荷がかかります。
写真のように、リングが当たってしまう部分を補強するように革をさらにつけておくと長持ちします。
その辺もぬかりがなく、長く使ってもらいたいという姿勢を感じることが出来ます。
使ってみた感想
色々とカスタマイズできる
私は中学生の時からスケジュール帳や、手帳を使ってきました。
このシステム手帳を購入したのは、高校の時で、リサイクルショップで購入しました。
初めてのシステム手帳で、当時はうまく使いこなせていなかったのですが、大学に入ってから改めてお世話になるようになりました。
スケジュール管理はもちろん、一人暮らしなのでなんでも一人でこなさないといけないため、タスク管理などが大変役に立ちました。
ほかにも料理のレシピや、近所のスーパーがどの曜日になにが安くなるのかといったメモなど、幅広く役に立ってくれました。ブログのネタ帳にも使ったことがあります。
このように自分でリフィルを選べるため、使用範囲が非常に広いのが大きなメリットです。
この手帳に色々とつめこめる
システム手帳はリフィルをセットすること以外にも、ポケットが多くあるようなシステム手帳の場合にはペンやカードなども収納することが出来ます。
人によってはジップ式のリフィルをセットし、その中にお金を入れ、カードポケットにクレジットカードを入れておくことで財布としての役割を持たせていた方もいました。
なんでも手帳につめこむことで、その手帳一つがなんでも箱というか、マルチに活躍してくれるのですね。通常の閉じ手帳やスケジュール帳では成し遂げられないようなことをやってのけるのがシステム手帳というものです。
重く、かさばりやすい
ここまで私の感じたメリットを書いてきましたが、デメリットもそれなりにあります。
まず重いことです。普通の綴じ手帳よりも確実に重いです。
そして荷物になりやすいです。私のようにA5サイズでリング径25mmを選んでしまうと、鞄の中で一気に場所をとってしまいます。
そのため、日によってシステム手帳を鞄の中に入れられないという日があり、しかもそういう日に限ってメモしたいことが多くなったりと面倒なことになりがちでした。
ページによっては書きにくい
先にすでに述べてしまいましたが、最初の方のページや最後の方のページ付近になると、システム手帳の構造上書きにくくなります。
写真のようにリングの左右で段差があると、書き込むときにリングが手に当たって書きにくくなってしまうのです。リング径が大きいシステム手帳ほど、このリングによる干渉は強くなっていまいます。
リング径が11mmのスリムサイズなどはあまり干渉することがないと思います。
ベルトが邪魔
それと、今回紹介しているようなベルトで閉じるタイプのシステム手帳は、場合によってベルトがとても邪魔になります。
右ページに書き込んでいるときなど、ページ内に侵入してきたり手に当たったりして煩わしさを感じることがありました。
おそらくスナップ式でも同じようなことが起こるのではないでしょうか。
書きやすさならスリムサイズ、収納力なら通常サイズ
今回紹介したのは、通常サイズのシステム手帳でした。
通常のシステム手帳はやはりカスタマイズ性や収納力にたけており、使い方は人によって千差万別といった感じです。しかしその一方で、重かったりかさばりの原因になったり、書きにくかったりというデメリットもあります。
裏を返すと、スリムサイズであれば収納力やカスタマイズ性は落ちるものの、書きやすさや持ち運びという点では、通常サイズよりも勝っていると言うことになります。
システム手帳をどのように使うかは人それぞれですが、どのように使いたいのか。というのをはっきりさせてから選ぶことで自分の良い右腕になってくれそうですね。
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